予言者 prophet 2004 3 18
予言者でなくても、予言はできます。
歴史を学ぶことができれば、誰でも、予言はできます。
たとえば、国家には、歴史法則があります。
教育国家→生産国家→消費国家→文化国家、もしくは弱小国家。
今、自分の国が、どの時点にいるか、わかれば、
将来、自分の国が、どうなるか、わかるでしょう。
若者や子供に、浪費傾向があるとすれば、
30年後に、その国が、どうなるか、わかります。
消費するだけで、何も生産しないということです。
さらに、経済的に予言をすれば、
少子高齢化でも、将来が、予言できます。
少子高齢化→人口の減少→市場規模の減少→企業の売上高の減少→給料の減少。
未来も過去も、長い列車なのです。
長い列車の通路に立てば、
先頭車両の「揺れ」が、やがて、自分の足下にやってくると、わかるでしょう。
そして、自分の足下を通過した「揺れ」は、
後方車両に伝わっていくと予想できるでしょう。